制作物

[自作用・アクリルケース] 【背面改良】・秋月電子 Sharp IGZO7インチ液晶用


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『秋月電子 igzo用ケース(16mm)』を改良しました。
改良箇所は『スイッチ操作』と『マウントの薄型化』です。
見た目の変化は小さいのですが、持った際の印象・使い勝手を向上させています。

基盤スイッチ用 プッシュブロック

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基盤上のスイッチを指で押せるよう、プッシュブロックを追加しました。
『ケース本体用』と『マウントパーツ用』で2種あります。
ケース単体時、マウント装着時でも、指でのスイッチ操作が可能です。

マウント側の操作構造は、マウント側ブロックを押すと、ケース用ブロックを押し込む形になっています。ケース側とは別体式にしてるので、分離しても、ケース側に影響が無いよう設計してます。

ボタンの高さ
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『押しやすさ』『見た目(存在感)』を考慮して、板厚5mmアクリルを使用しています。
小さい部品だと”とってつけたような感じ”になるので、厚みを出してブロック気味にしています。

高さが違う部品を、ケースとマウント側で3種ずつ。0.2mm刻みで1セットになっています。
部品を変えることで凹気味・フラット気味・凸気味になるので、好みに合わせて選んでください。

バッグに入れる時、不用意に押し込んで困る時は『凹気味』
タブレットスタンドで使う時は『フラット』。三脚の時は『凸気味』など。

それと作る側の問題ですが、ケースの組込み誤差と、加工誤差を吸収する効果もあります。

マウント薄型化

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マウントパーツの厚みを2mm削減しました。
これまでの『8mm』から『6mm』に。重量も20gほど軽量化しています。
地味な違いですが、持った際、スマートな印象が増していると思います。

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◆薄型が今になった経緯
何故最初からやらなかった。という感じですが、ナットに障害がありまして、『高さ5.5mmのナット』を内包するため、これまで薄く出来ませんでした。(改良版は高さ4mmナットを使用)

三脚ナットはユニファイ規格になっていて、ミリネジ・ウィットのように入手性がよくありません。
今回・調達した業者さんからも『ユニファイ3種は、なかなか見つからない。それで訪ねて来る人多いよ』なんてお話を伺ったのですが『3種は製作会社に特注しないと駄目かな』と思ったくらい薄型3種は流通していないようです。購入時の数量が多いのも問題でしたが、今後、別のケースでも使う機会がありそうなので、調達してみました。

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マウント・ナット採用の理由

ナットの話ついでなので、マウント周りの事を。
今回の改良とは少しずれた話。雑感気味です。

美観と締結強度を両立させるため、マウントは別体にしています。

という話は以前にも書いたのですが『シンプルにさせる』『金具をアクセントに』『強度を確保する』ためです。特に強度の方を重視していて耐久性の高いナットを内包させるため、マウントを別体式にしています。

ステンレス製ナットのメリットは『締め込んだ際に壊れない』『 早々摩耗しない』所です。
特に脱着の多い三脚は強度が要求されると思います。三脚はネジ一本でケースを保持する構造なので、緩みが出ると落下する可能性、ゆるむと角度が変わってしまう問題があります。一時的に固定するなら、アクリルにタップを立てる事もできますが、耐久製&しっかり締め込むため、マウント&ナット構造を採用しています。


※当たり前の話ですが、素材強度とネジ山の数が、締結強度に結びつきます。
ネジ山が潰れたら終わり。あのネジがヌルっと舐める感触は味わいたくないです…。

アクリルケース本体に三脚用タップを立てると、アクリルが柔らかいので締めた際にネジ山が舐めて破損  & その壊れる恐怖感・使い勝手の悪さ。それと板厚が薄いと精度も甘くなるなど、解決すべき問題があります。板厚を厚くすれば三脚用も出来なくはないのですが、それで本体が太ると元も子もないので、今後もナット採用が前提になるかな。という感じです。


これまでの経緯…ケースを16mm厚に。
http://halfcoin.blog.fc2.com/blog-entry-13.html

最初のモデル。
http://halfcoin.blog.fc2.com/blog-entry-5.html


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